をたらん!vol.5 ~競技かるたとお稲荷さん~
さてさて。をたらん!再始動計画ついに動き出しました(笑)
ブログとしては実に5年振りの記事となります。
そしてその内容も、5年弱前の巡礼をネタにするという…。
放置し過ぎましたが、やっと、やっとこの「をたらん!」を動かせる日が来たということで、また改めまして応援してやって頂ければ幸いでございます。
そうそう、「をたらん!」ですが、実は昨年、「をたらん!™」になったんです。
商標取りました(笑)
本気度を察してやって下さい(笑)
ということで、
vol.5『ちはやふる』『いなり、こんこん、恋いろは。』@京都&滋賀
スタートです!!
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まずは祇園鴨川沿いにある
さんにて着替えを済ませ、祇園四条駅周辺からスタート!
適度に涼しく良い日だったと記憶しています。
建仁寺などをのぞき見ながら
しのぶちゃんの家?がある石塀小路。
これぞ京都!という空気感のある空間でしたが、ランニングウェアの私は浮きまくりでしたスミマセン(笑)
ここから大津へ向けて北東へ進路を取るわけですが、さすが京都、アニメの聖地でなくとも誘惑が多すぎます(笑)
もう少し時期が早ければ桜も見れたのでしょうけれど、きっとその頃は人がごった返して大変なんでしょう…。
国宝・御影堂の大改修が行われていました
さて、気を取り直して走り直します^^;
平安神宮の大鳥居を左手に見ながら
三条通を蹴上方面へ向けて登って行きます。
前回、vol.04のをたらん!の逆コースですね♪
蹴上から、琵琶湖疎水に沿って東へ。
結構上りっぱなしでキツ気持ち良いコースです(笑)
そうしているうちに、山科区に初上陸。
普段京都観光というとどうしても京都盆地にある旧平安京エリアばかりを歩きがちですが、山科区には、「天智天皇陵」などもあり、また古くから険しい地形にある交通の要害としての営みを感じる、ある種の生活感が強く感じられる、私の好きなRuntrip的には魅力的な場所でした。
とは言え、上りばかりでいい加減キツくなっているところへ
テンション回復!(笑)
しかしまだまだここからが難所の本番…。
なんたって
かの有名な「逢坂の関」ですから!
でもこんなプレートがあったりすると『ちはやふる』舞台探訪中の身としてはうれしい限りですよね!!
結構な激坂でしたが、楽しく上りました(笑)
一人で(笑)
やっとこさ頂上付近には、蝉丸神社発見。
ネタのように書いてますが、舞台探訪ランをしていると、こういう一つ一つが嬉しくてテンションが上がり、どういうわけか全然苦じゃなくスイスイ走れちゃうんです♪
ここからは京阪電車とともに逢坂を下ります。
そしてそして!
琵琶湖キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
初琵琶湖、海にしか見えません(笑)
日本一深い湖のある県秋田から、日本一広い湖にやってきました!
結構疲れたので、ここらで少し休憩してエネルギー補給です。
眠くなりました(笑)
が、目指す先はまだまだたくさんあるので、結構時間との闘いでもあるので、眠らず走りだします(笑)
と、ここで、アニメの舞台からは一旦離れ、陸上的聖地?な皇子山陸上競技場へ。
びわ湖毎日マラソンの発着点ですね♪
…二次元へ戻ります(笑)
全国大会で降り立つ駅ですね♪
※今回は、本編カットとの比較写真はほぼ撮れず(準備不足)、ただ「舞台へ行った」だけになってしまいましたm(._.)m
駅にはこんなものも!
非常にアガります!!
しかしここからがまた上り…(笑)
さすがに結構キツいと感じました^^;
が!!
これを見たら!!!
キツさなんて吹っ飛びます!!!!
なんて美しいんだろう…。
本当に率直にそう思いました。
鳥肌が立ちました(マジで)
中に入っても一人で大興奮です!!
さすがにこういう系も多く(笑)
思わず手が出てしまいそうなのをグッとこらえます(笑)
更に奥へ進むと
近江勧学館
だいぶジロジロ見て、会場となった部屋も覗いたりして見ちゃいました^^;
ランニングウェアの怪しい男です(笑)
存分に観光を楽しみ、名残惜しくも下山。
途中、全国大会でちはやたちが宿泊した「紅葉亭」という旅館の跡地が。
そう、取り壊されてしまっていたんです…。
そんな悲しみもあり、下りも結構な激坂で、ストップ&ゴーの連続もあり、割と足にきはじめます。。
ここは栄養が必要だ!
ということで、調べてたどり着いたこちら。
…と、どうやらお店の写真を忘れてしまいました。。。
ででーん!
近江牛!!!
書きながらヨダレが垂れます…。
めちゃくちゃ美味しかった…。
長等公園なる場所で一人弁当。
そういえば余談ですが、この当時、京阪電車では『中二病でも恋がしたい!』のラッピング電車が走っていました。
未チェックでした…。
さて、腹ごしらえが済んでさて私、こういうときでも基本、「同じ道は通りたくない」人間なので、帰りは逢坂の関を通らず、「小関越」なる道からまた山科へ抜けようと試みます。
ということで行ってみたところ、怖くなるくらい人がいない田舎道へ入って行きます(笑)
ちょっと怖いので全力で下ったら、さっき近江牛を食べたばかりで思いっきり走ったのでお腹も下りました(笑)
すでにここで結構ヘロヘロ。
そんな状態なくせに、さらにもう一ヶ所、
『いなり、こんこん、恋いろは』
の舞台である伏見稲荷を目指し、山科区役所を抜け、伏見区醍醐地区へ。
基本この「をたらん!™」は、ある程度の計画をしながらも、初めての場所が多いので迷いながらのらりくらりと進んで行くんですが、今回も例にもれず、迷走(笑)
googleマップ先生のお導きの通りに進むと、何やら鳥居が…。
ちなみにここにたどり着く前に、周辺の町内をグルグルして完全にまた怪しい男になっておりました。。。
勇気を出していざ侵入してみると
何だこの最高過ぎる竹林トレイルは!?!?
噂の「京都一周トレイル」の一部に入ってしまったようです(笑)
それにしても見事なトレイルに、心身ともに癒されました♪
勘と案内を頼りに進むと、
何やら鳥居だらけ
更に進むと、、、
ありました、伏見神社!
鳥居だらけです(笑)
有名な千本鳥居
奇跡的に誰もいないところを撮ることができました☆
今回のをたらん!の目的その2の狛犬たち
もうこの頃にはかなりヘロヘロで、一人で道に迷ったりしながら40km弱くらい。。。
それでもこの美しい朱の色に癒されるというか、大きな達成感を感じずにはいられませんでした。
伏見稲荷に別れを告げ
vol.5@京都・滋賀では、をたらん!史上最長の距離を、たった一人でさみしく(笑)、でも心から楽しく走りました!
アニメのカット通りの撮影が出来なかった準備不足は悔やまれますが、
・近江神宮
・伏見稲荷
の2つの大きな神社を自分の脚で巡れたことや、
・山科区の坂の道
・逢坂の関
・京阪電車(ラッピングカーも)
・琵琶湖
・小関越え
・京都一周トレイル
等々、これだけの素敵な道やスポットに出会えたことは、こうして5年経ってブログに綴っている今でも鮮明に思い出せるくらい、本当に良い思い出になっています。
これだけの達成感があったから5年もの間が空いてしまったというわけではなく…、
まぁそこについてはノーコメントで(笑)
ボリュームが多すぎて「をたらん!」らしくないブログになってしまいましたが、これでも十分長すぎるので、ここらで締めたいと思います。
次回もまたまた大好きなアニメの舞台で、遂に、遂にをたらん!をすることができたお話です♪
次回もどうぞお暇なときにご一読下さいませm(._.)m
…最後までただの真面目な旅日記になってしまった。。
をたらん!vol.4 ~コンテンツの街、京都を往く!~
この広い世の中、聖人君子などはほんの一握り、
残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆です。
どうも、大変なご無沙汰をしております。そんな腐れ外道でありかつド阿呆でありたい、をたらんです。
前回の、埼玉・鷲宮に引き続き…、
今回は何と!京都です!
今回もお天気に恵まれ、、、ると思いきや、1時間に1回くらい集中豪雨の後晴れてまた降ってを繰り返す、変なお天気。。。
そんな中、京都駅からスタート!
さて、実は京都と言えば、知る人ぞ知る、コンテンツ産業の日本の中心地。
映画・映像、マンガ・アニメ、ゲーム等幅広いジャンルのコンテンツをクロスメディア展開する「京都クロスメディア・コンテンツ産業特区(Creative KYOTO)」への申請を行っている地域なんです。
http://www.pref.kyoto.jp/noryoku/news/press/2013/4/creativekyoto.html
その一角を担うのが、こちら、京都国際マンガミュージアム
京都精華大学マンガ研究センターが監修した、日本随一の漫画図書館兼博物館です。
中では所狭しと皆一様に漫画を読み漁ってました(笑)
元々小学校だった建物を改修したこの施設、このグラウンドで何かをたらん!のイベントが出来たらなぁと飛び込みで営業をしましたが…、敗北(笑)
でも、負けません!いつかこのをたらん!必ず大きくなって戻ってきてやるんだから!!キラッ☆(笑)
そこから走ること10数秒…(笑)
京都のコンテンツ産業の中心地
さすがにここは飛び込みは出来ず、再度の敗北orz
至って普通の商工会議所といった施設内に負けましたw
と、いうことで、ここから普段のをたらん!を開始となりました♪
今回のテーマアニメは
『四畳半神話大系』
という、冒頭でも登場した森見登美彦さんの小説が原作のアニメ。
元々森見さんの作品が大好きで、私の文章の言葉の言い回しなども、割と彼の影響を受けてたり受けて無かったり?
実は同じように森見さん原作で最近アニメになっている『有頂天家族』という作品もあり、京都市が公式で巡礼マップを作ったりもあって、こちらを巡るべきだったのかもしれませんが、、、読んでも見てもいなくて…(笑)
その巡礼マップがこちら↓
同じように現在放送中アニメ『いなり、こんこん、恋いろは。』という京都・伏見稲荷を舞台としたアニメの巡礼マップも出ており、こちらは実は廻ろうと思っていたのですが…。後述します(笑)
このように、京都府・京都市は、コンテンツ産業の中心地を自負し、コンテンツツーリズムのモデルを積極的に構築する取り組みを推進しているわけです。
ただでさえ寺社仏閣や伝統芸能等、有形無形の文化=コンテンツが豊富にあるところで、正直やはり観光産業的にも大変潤っている京都が、そのコンテンツをクロスマーケティング的に使うのは、まさに鬼に金棒?
ただ、京都というのが余りにも分かりやすいコンテンツを豊富に所有しているということでそう見えますが、日本全国、こうした優れたコンテンツはたっくさん眠っているのであり、むしろ「優れた」って何?と言えるくらい、「住めば都」「訪れれば都」という場所ばかりであると感じるのは、私だけではない筈です。
ここ最近かなりの賑わいを見せる「コンテンツ」という分野。それを自分なりにどう感じ、どう生かすか。それを吸収するための、今回のをたらん!というわけです。
結果、今旅だけでなく様々な情報からの思いつきですが、をたらん!の今後の新展開を、ちょっとだけ思いついたりしたのですよ☆
さてさて、旅日記に戻りましょう。
森見作品の殆ど全ての舞台は京都・下鴨地区だったりします。下鴨~京都大学周辺を中心に話が進むことが、ある意味森見作品らしさになっているようなところもあります(笑)
京都駅~京都国際マンガミュージアムと、京都駅から烏丸通を丸太町まで直進し、そのまま京都御苑へ。
この時間帯は晴れて梅の花とのコントラストが素晴らしく綺麗でした。
しかしこの砂利の直線での向かい風の強いこと…。
この京都御苑の外周も、鴨川と共に京都のランニングスポットになっているということでしたが、今回は観光の意味も含め、苑内へ。あんま走っちゃいけないそうですが、ちょろっとjog(笑)
からの、一番撮りたかったカット。鴨川デルタ。
四畳半のオープニングでも出てくるこのカット、ここまで美しく、でも親しみやすい三角州はなかなか無いのではないでしょうか?(笑)
賀茂川と高野川の合流地点の三角州の先に、下鴨神社、世界遺産の糺の森が見えますね。そして各川のギリギリに見えるこの飛び石、実は某有名アニメの第一期オープニングにも登場する、隠れた舞台だったりもするのです!
♪ Chatting Now ガチでカシマシ Never Ending Girl’s Talk ♪ (Cagayake!GIRLS)
そう、けいおん!の放課後ティータイム(このときはまだ「桜高軽音部」)も跳んでました(笑)
一旦北岸に戻ると、これもまた写したかったこの看板(笑)
コンパを邪魔しようとした「私」と小津を思いだします(笑)
しかしハイクオリティーなアニメでした。四畳半。この看板はトレースなのかもしれませんが。
アニメーション制作はMAD HOUSE。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9
伝統もあり且つ毎年毎年優れた作品を生み出し続ける、私の中での「この会社の作品は見たい!」と思う会社のひとつです。
ちょうど今、書きながら流れてるのが「Groovy!」(広瀬香美;『カードキャプターさくら』エンディングテーマ)というのもまた奇縁(笑)
この鴨川ですが、ランニング方面に目を向けても、やはり「京都で走ると言えば」という、屈指のランニングスポットなことはお馴染み。
こんなランニングマップ?があることも初めて知りました。
2枚目は高野川沿いをちょっと上ってみたところ。ひたすらに穏やかにシャラシャラと流れ続ける川を横目に走る。最高に気持ち良い時間でした。
で、下鴨神社へ移動。
途中出町柳駅裏で、作中に出てくる「下鴨幽水荘」のモデルの一つを探しましたが、見つからず。。。
下鴨神社と糺の森は、「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産登録もされています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E9%B4%A8%E7%A5%9E%E7%A4%BE
こちらから入るとまず左手に見えるのが摂末社である河合神社。
『方丈記』の鴨長明のゆかりの神社で、「長明庵」というものが残っています。
そこから小走りでどんどん本殿方面へ。
ここから始まる桜門をはじめとする重要文化財の数々。
やはり京都の寺社の朱色は大変綺麗です。「朱」ですね。深みがあります。
本殿に入り、参拝。私は卯年のウサギちゃんです(笑)
美しいコントラストも見えました。
からの、下鴨神社の定番、末社である相生社にて、縁結びの参拝(笑)
「連理の榊」と呼ばれるご神木が由来での、縁結びの神ということです。
糺の森の空気の中にずっと佇んでいるのも悪くないなという未練は残しながらも、をたらん!というミッションのために、をたらんは走りを再開しました(笑)いざ百万遍!京都大学を目指して!!
と、また出戻った出町柳駅前にて、奇跡的遭遇!1
多分、この度で一番興奮したかも!?(笑)
作品を知る人なら分かって頂けるかと思いますが、自転車が撤去されていたのです!!
これは「自転車にこやか整理軍」だ!!!と、大興奮(笑)
不謹慎ながらも撮影してしまいました(笑)
気を取り直して走り直し。。
時期も良かったですね☆
四畳半~は
「もしあの時違うサークルを選んでいたならば、黒髪の乙女と薔薇色のキャンパスライフを送っていたに違いない!」
というキャッチコピーを掲げた、「並行世界」をテーマとした作品なんです、実は。
主人公である「私」が、
・映画サークル「みそぎ」に入った場合の物語
・樋口に弟子入りした場合の物語
・ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合の物語
・秘密組織「福猫飯店」に入った場合の物語
を並行世界として描いてるのです。詳しい内容は…、ご自身でどうぞ!!(笑)
ですので、こんな風に部活やサークルの看板がズラリと並ぶ季節、まさにピッタリなわけでして♪
百万遍から坂を上り、京都大学裏通りを走って、目指すは吉田神社。
…間違えて変なとこから入っちゃった(笑)
をたらん!では良くある「無駄トレイル」です(笑)
「立入禁止」って、、、こっちから来ちゃったんですけど…(笑)
こんな無駄とか迷ったりも、ラントリップの良いとこです^^
映画サークル「みそぎ」の撮影会の舞台ですね、この吉田神社。
余談ですが、ヒロインの「黒髪の乙女」こと明石さんのフィギュア(good smile company社製)が美麗過ぎて予約購入してしまったことは、遠いむかしのこと…(笑)
http://www.goodsmile.info/ja/product/3026/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E3%81%95%E3%82%93.html
ここ吉田神社には、鹿と(笑)、国歌に出てくる「さざれ石」があります。
また、ちょうど巡る神社毎に祈年祭?が行われていた、3月の21日でした。
ちなみに京都には面白い神社が沢山あります。
吉田神社のお隣さんの菓祖神社。
お菓子の神様だそうな(笑)
さすが八百万の神の国、日本!
そこから吉田山を下り、京都大学へ!
写真に写る青年たちに、写真を頼まれました(笑)
青年よ、どうか薔薇色のキャンパスライフを!!!(笑)
アニメの舞台的にはここから琵琶湖疏水へ向かって、という流れですが、ちょっと寄り道。どうしても寄りたかった、アニメ、というか、アニソンの舞台へ。
そう、平安神宮です!
2012年、ここで、水樹奈々さんの、東京マラソンよりも倍率の高いライブが開催されました。
憧れです…。
有名な大鳥居を越えて…
琵琶湖疏水へ。
京都は「古都」として寺社仏閣のイメージが大変強いが、この琵琶湖疏水というものも、歴史的に見て、近現代史的に見て、大変貴重な歴史的意味もあり、また観光資源でもあると思っています。
禁門の変以降、日本の中心が京都から完全に江戸・東京へと移り変わった後、京都が未だにある意味「都」でいられるのは、この疏水のおかげと言っても過言では無いのかなというくらいに。
詳しくはこちらを↓
【琵琶湖疏水】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E7%96%8F%E6%B0%B4
そこから南禅寺も廻ろうかと思いましたが、天気も変な天気で且つ舞台巡りをもっともっとしたかったので、スルー。
琵琶湖疏水工事の貴重な技術「インクライン」のある蹴上の坂を市内方面に右折し、
目指すは一路、三条大橋!
こちらにも、楽しみなものが…。
高山彦九郎正之の土下座像です(笑)
これぞ京都の隠れ名所(笑)
何でも、上洛してから毎日御所に向かって土下座をしていたという男!
もちろん、「四畳半」にも出てきます。
ネットで「京都」「土下座」で調べると一発で出てきますね(笑)
とにかくこの「四畳半」は舞台となる場所が多すぎる!
京都市内だけでも本当に多く、もちろん今回回り切れていないところばかりですが、全部まわろうとすると、瀬戸大橋まで行かなければなりませんので(笑)、かいつまんで、今回は次のポイントで終了。
物語の鍵となる、「カステラ」を作るお店、「大極殿本舗」です。
「私」はこのカステラの食べかけを見つめ、並行世界への気付きと迷いへと進むのです。
もちろん私も、真似て食べる体当たりっぷり(笑)
いやぁ、すっごく美味しかったです!!
ちょっともったいなかった…(笑)
包装紙がまたレトロで素敵で、とっておいてます♪
ここから京都駅へ一旦戻ったのですが、3連休の初日、四条通の人通りが多すぎて走れず、大幅なタイムロスをしてしまったこと、天気が変で体力を消耗して寒すぎたこと、20km以上、飲まず食わずだったことで疲れ切ったのと時間が無くなってしまったことで、やむなく「いなり、こんこん、恋いろは。」の舞台である伏見稲荷へは行けず終いでした。。。
しかし!京都は本当に、全域走りたいと思うくらいの素晴らしいラントリップの街でした!
京都マラソンにも一度出てみたいと思いましたね…。
http://www.kyoto-marathon.com/
まさに名所巡り!!
ということで、結局約24km、総活動時間で4時間程度(笑)
写真、撮り過ぎました(笑)
半ばただの観光ランの今回でしたが、「コンテンツ」という意味において考えることも多く、大変有意義な時間となりました。
やっぱりこういう走りが好き☆
こういう時に、走れる脚を作っておきたい、をたらんでした^^
※今回の記事は「ジョーク、ジョーク、ジョックン」さまの記事を大いに参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
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をたらん!Facebookページ
をたらん!vol.3 鷲宮~幸手~春日部(『らき☆すた』)-後編・”萌えおこし”を考える-
おはらっきー☆
どぉも~、白石、、、じゃなく、をたらんです!(笑)
後編のごあいさつは、「あきら様が不機嫌で代わりに白石みのる(CV:白石稔)がタイトルコールをした」体でのごあいさつです!
伝わりにく~(笑)
さてさて、タイトルにも挙げた通り、後編は、今回のをたらん!を通じて感じたこと、考えたことををたらんの主観を中心に考察してみたいなということで、写真少なめで文字多めの、見にくい記事となる予定です。
※本記事は2014年時の筆者の考察なので、2019年現在の事実とは異なる部分もあるかもしれません。予めご了承下さい。
今回の舞台は前編でも挙げたように、「アニメによる地域おこし、所謂”萌えおこし”の先駆地域を走る」ということがメインテーマだったわけですが、このテーマはそもそもの「をたらん!」という活動の根っことなる大テーマのひとつをズバリストレートに突いているのです。
「萌え」=「キャラクター」をシンボルに置いてその「コンテンツ」を利用して地域に人を呼び込むという「コンテンツツーリズム」特に「オタクツーリズム」という言葉まで出現している、言わば最近の流行的手法を、鷲宮商工会(現・久喜市商工会鷲宮支所)さんはいち早く取り入れ、多く見積もってその経済効果は200年から現在までで20億とも言われています。
また先日2013年11月に行われた第53回商工会全国大会では、鷲宮商工会(現・久喜市商工会鷲宮支所)が全国約1700の商工会の頂点となる「21世紀商工会グランプリ」を受賞するなど、その効果は地域のみならず全国の「萌えおこし」を狙う自治体からも大いに参考とされるものとなっています。
特筆すべきはその、経済効果云々よりも「ファンと一体になり、ファンと一緒に楽しみ、作品を愛し、ファンをもてなす」ことに熱意が向いていることで、実際鷲宮の商店街を通ると、昔ながらの商店ばかりだが、その各店舗に必ず『らき☆すた』のポスターやグッズが並んでおり、また定期的に地域一体となってのスタンプラリーを実施したりと、「いつ行っても『らき☆すた』がそこにある」という状況が、今尚続いています。
またこの文化の中心となっている鷲宮神社も、大変由緒ある大きな神社でありながら、アニメファン、『らき☆すた』ファンを大いに受け入れる姿勢で、今や「痛絵馬」と呼ばれる絵馬にアニメや漫画のキャラクターを描き入れて願い事をするものが、名物のひとつになっている他、
この神社を中心とした伝統ある地域のお祭り「土師祭」でも、何よりも『らき☆すた』を前面押し出し(以下、2013年のページ)
http://www.wasimiya.org/hajisai/
例えば作中のキャラクター柊つかさの中の人、福原香織さんを主役にした「福原香織王決定戦」や、徳島県で定期的に開催される大規模アニメイベントを模した「恥☆アソビ」を開催したりと、とにかく「ファンと一体に!」という想いを強く感じられる地域になっているのです。
逆にだからこそファンも、町を汚したく無いだとか、何かあれば行きたいと思える地になっているという、素晴らしい好循環が生まれている副次効果としての経済効果であると言えるように思います。
ただ、アニメ終了後の2008年から始まったこの地域の取り組みですが、2014年で6年目となります。未だ初詣やイベントとなると多くのファンで賑わうことに変わりはないものの、この先の事を考えるといくつかの不安要素が無いわけでもありません。ここからは完全に主観的な部分になりますが、私をたらん個人の意見として書かせて頂きたいと思います。
まずは、「持続性」の問題。或るひとつの「コンテンツ」だけで、その賑わいが今後永続的に続くのかと言われると、どうしても限界があるのではないかと感じてしまうのです。
例えば「神社」。この地域の文化の中心は「鷲宮神社」ですが、例えば今後、同規模の「神社」を大きくピックアップした作品が人気を博したとすると、年末の参拝客の分散が起きたり、キャラクター愛の分散が起きたりという事から、徐々に旅行者が減少して行くのではないかという懸念が考えられます。
毎年右肩上がりに上昇するアニメーションの制作分数ですが、2012~2013年アニメの風潮として強く感じられる、明らかな傾向として、アニメを主役とした「地域おこし」のために自治体や商工会、更には鉄道会社等と強力にスクラムを組んで盛り上げようとする地域が多く出現しました。
代表的な地域としては茨城県大洗町(『ガールズ&パンツァー』)、埼玉県秩父郡(『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』)、そして東京都立川市(『とある』シリーズ、『聖☆おにいさん』『ガッチャマンクラウズ』)などで、それ以前、以外にも、石川県七尾市(『花咲くいろは』)、広島県竹原市(『たまゆら』シリーズ)、最近では宮城県仙台市(『Wake Up Girls!』)と、大きな動きだけでも挙げきれない程になっています。
正確な統計が存在するわけではありませんが、制作分数の上昇はそれだけの市場が認められるという理由=アニメファン自体の増加の結果=大きな分散は起きないと言えるものかもしれませんが、『らき☆すた』という作品の弱みとしては「二期が無い」ということで、コンテンツ自体が古くなっているという点は、客観的に見て大きなマイナスであることは否めないのかな、と思います。準二期的作品として「宮河家の空腹」という作品が生み出されましたが、大きく認知されるわけでも無い点、今後のいちコンテンツとしての鮮度的価値については、少し不安があるという気はします。
ただひとつ大きなメリットとして、埼玉県内であり都心からも(勿論利便性が高いとは言い切れないまでも)比較的アクセスしやすい地域であるという点で、例えば広島県竹原市等に比べると、気軽に足を運べる分、コアなファン以外も向かいやすいという点は挙げられると思います。
また「”萌えおこし”の先駆地域」ということで、コンテンツツーリズムの学術的価値が高いことから、鷲宮をテーマにした研究や著書があったり、また成功事例としてセミナーでのテーマになったり、更にそのセミナーへ関わりの深い声優さんたちも出席したりと、そういう意味でのブランディングというか、明確なポジションが築けているというのは、「成功」のひとつであるようには感じられます。
二つ目に、「限定的過ぎる」という点を感じました。限定的という内容には、「地域的」「時期的」二つの意味を含みます。
この問題には「地域おこし」がその各々の地域で何を目指すかということも関連しますが、例えばその限定的なツーリズムを持続させようと言った場合にも、不謹慎な事を言うようですが、例えば今現在スタンプラリーに積極的に参加して下さっている商店と商店街が今後高齢化により一気にシャッター街と化してしまった場合、盛り上がりはどうなるのでしょうか?もちろん、「6年以上もこの地域に足を運んでいるからこれからは自らがその地域を支えよう!」と思う若い力が集まれば、きっとそれは今後の持続的な成功に繋がって行くのだとは思いますが…。
参考までに、「久喜市鷲宮」の人口ピラミッドを見てみました。
http://toukei-labo.com/2010/nenrei.php?tdfk=11&city=11232&id=39
これによると形状は「星型」に近く、且つ0~4歳世代の割合が多く見られます。
平成22年データではありますが、これは私の心配など気優ということでしょうか?人口推移や婚姻率、婚姻率の推移、転出入の推移等見てないので何とも言えませんが、これが地域おこし効果による部分が少しでもあるとすれば、これはすごいことだと思います。
もっとデータを探りたいものですね(笑)
ちなみに私の生まれた秋田県秋田市土崎港北2丁目の人口統計です(笑)見事なひょうたん型です…。
http://toukei-labo.com/2010/nenrei.php?tdfk=05&city=05201&id=251
人口が全てでは無いですし、「ツーリズム」という考えで行くと潜在的な「地域おこし」の成功可能性を計る尺度は私も存じ上げませんが、やはり、今現在の経済効果がまちづくりの施策になり、魅力的なまちづくりが或る程度の若い世代の人口を増加させなければ「地域の代謝」は起きず、結果、ひたすらに人口・仕事・生産性減を繰り返す結果になってしまうのだろうと思います。
私もその専門家では無いので大きなことは言えませんが、結局全てを自分の地元に置き換えて憂いてしますのです。。。
さて、話を戻して限定的過ぎるという点ですが、もう論じてしまったようなものではありますが、市町村合併により鷲宮町が久喜市鷲宮へと変わったことで、今後の商工会の方針や自治体との連携はどうなるのか、今まで以上の大きな動きとなるのか、逆に上手く動けず小さくなって行くのか、そこはもう、関わる全ての人の熱意に懸っているのかなと思います。
幸いにして埼玉県全体が、「あの花」や「そに子」等様々なアニメが様々な地域と組んで、テレビ埼玉が中心となり埼玉県全体として「アニ玉祭」等のアニメイベントを開催している事例もあるので、今後大きく減退する動きは無いとは予想されますが、こういった各規模での連携の動きが無いと、地域おこしの持続性は少なくなってしまうのではないかなということは、後発地域も見習うべき点だとは思います。
さてしかし、実際に鷲宮~幸手~春日部と走ってみて感じた違和感というか、失礼ながらも感じた「鷲宮以外何も無いな…」(幸手の権現堂桜堤は別として)という感覚には、どうしても不安がつきまといますし、実際走って、さぁ、道中記、どう地域の魅力を伝えよう、と思ったときに、正直に今回の30kmの中で伝えられるものが余りにも少ないと感じてしまったことは、事実であります。
もちろん、「何も無さ」というのが私は大好きです。のんびり走れるとか、落ち着くとか、そういう要素が。
ただ、鷲宮と言う地域がせっかく盛り上がっているというのに、或るコンテンツ一つでの限界も感じつつこういった不安があることで「『らき☆すた』=鷲宮=神社と商店街」のみでは勿体ないなという想いが、行く前と変わらず付きまとうのは、やはり私のお節介なのでしょうが、もうひと要素掛け算が出来れば、もっと持続性と拡がりのあるものに出来るのではないかと、この地域のことだけでなく、今後この「コンテンツツーリズム」という考え方を通じて地域おこしをして行こうとする地域はより、意識して行くべき点なのではないかと感じるのです。
そこで提言している(というのは大袈裟な表現ですが)のがこの「をたらん!」という、「コンテンツツーリズム」×「スポーツツーリズム」の掛け算的発想なわけです。
勿論、全てに共通して「コンテンツ」×「スポーツ」が合うというわけでは無くとも、掛け算のひと要素として「スポーツ」とか「ランニング」もしくは「サイクル」等、どちらかというと枝葉的・限定的視点になりがちな「コンテンツ」という要素に逆行する、森的・広角的視点を持った「スポーツ」を掛け合わせる可能性の大きさを、僕は個人的に信じているのです。
まぁ、ただ単にどちらも好きだから組み合わせちゃえばいいじゃん!というものをこじつけている事も間違いないのですが(笑)
掛け合わせ方として、例えば「痛ランニンググッズ」を作っちゃうとか、地域のマラソン大会とコンテンツが公式にタッグを組んでしまうとか、まぁ発想は色々出来るわけですが、この「舞台を走って巡る」ということ自体、そういう掛け算のつもりでやってるわけです。
ただ、それを初めからビジネスとしているわけではなく、現に今、何かを生み出すわけでも無く趣味の範囲内で活動をしている中で、ここに共感して何かを生み出せたら面白いね、という方が集まって下されば僕は幸せですし、「きっとこれは面白い!」という自画自賛があるからこそ続けているわけで、前述の地域おこしの話だって、鷲宮の商店街の方々の想いと同じく、「楽しさの副次効果」でありたいと思うわけです。
自分が楽しいと思う事をしなければ、きっとそれは誰からも楽しいと思われないので。
そして今回こういったことを真剣に考えてみたときに、その気持ちはやはり自分の地元に向いていて、「秋田は素晴らしいところなんだからもっと魅力の発信がしたいな…」という、ふつふつと湧き上がる想いから、先駆地域や後発地域を見て、参考にして、走って感じて、考えたのだと、自分の気持ちに明らかに気付きました。
将来的に秋田の何かを動かしたいという想いが、このをたらん!を経て学びたいという気持ちに繋がっています。
しかし勿論、ただひたすらにアニメが大好きなので、やっぱり一回一回を楽しみたいという純粋な想いも確かで、要は、「をたらん!ktkr!」なわけなのです(笑)
今後も様々な地域を巡って、楽しみながら考え、学んで行きながら、少しずつ何かを生み出せるようになって行きたいなと思います。
もちろんそこには自分の本職・トレーナーとしてのミッションもミックスさせながら、をたらんはいつまでもをたらんで、をたらんらしく在りたいなと、えらく綺麗にまとまった(?)と思うことにしましょう(笑)
毎度毎度、長い文章にお付き合い頂き、どうもスミマセン。
前編・後編併せて5時間くらい、執筆に費やしました(笑)
最近休日はこうしてブログを書くことに費やしている気がします…(笑)
バイミー☆
(↑やはり「らっきー☆ちゃんねる」のごあいさつで〆させて頂きます(笑))
をたらん
をたらん!vol.3 鷲宮~幸手~春日部(『らき☆すた』)-前編・道中記-
おはらっきー☆
どうも、をたらんです。あいさつは今回の「をたらん!」に合わせて『らっきー☆ちゃんねる』的にしてみました(笑)
さてタイトルの通り、をたらん!も第三回目。今回はアニメ『らき☆すた』の舞台を巡るということで、埼玉県は久喜市鷲宮~幸手市~春日部市を巡る、全約30kmのコースを走って参りました。
この『らき☆すた』ですが、2004年から月刊コンプティーク他で連載中の4コマ漫画が原作で2007年にテレビアニメ化された作品ですが、その舞台となる、特に鷲宮町(現・久喜市鷲宮)が地域おこしに全面的にタッグを組み、俗に言う「萌えおこし」の源流となった、まさにをたらん!としてはまさにここぞ探訪すべし!という作品&地域なのです。
実際に巡って見て書きたいことがとても沢山出てきたので、今回は前後編に分け、前編は「道中記」として、写真多めでユルユルと綴ってみたいと思います♪
ルートは以下のような感じ。途中携帯が強制再起動されており、足し算+αが必要ですが、写真を撮ったり信号待ちしたり、たまにコンビニに寄ってみたりのお散歩RUNで、こんな感じです。
11:00頃開始して、結局4時間ほど動き続けました(笑)
そして今回は何と!をたらん!初の素晴らしいゲストランナーが参加してくれました!!
をたらんの個人的な友人且つ兼ねてからのヲタランナー仲間で、今回はちょうど予定の練習メニューとも合うということで、練習の一環も兼ねて参加してくれました☆
さてさて、そうして初めて非・独りでスタートしたをたらん!vol.3ですが、スタートから約500m、最大の目的地である鷲宮神社に到着(笑)今思えばスタートを春日部にしてゴールをwこっちにすればよかったなぁと思ったりしたわけですが(笑)、『らき☆すた』の舞台といえばココなので、まずはここで30分弱、時間をかけたのでした、、、走らず(笑)
実はこの神社、『らき☆すた』は関係なくかなり由緒ある神社で、日本の黎明期からの歴史がある神社なのです。
【鷲宮神社】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B7%B2%E5%AE%AE%E7%A5%9E%E7%A4%BE
その神社が、アニメ放送後の2008年には、それまで県内9位程度だった参拝客が一気に3位まで上昇、翌2009年以降はずっと2位の位置をキープしているという効果がありました。
【らき☆すた#聖地巡礼と地元での町おこしイベント】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%89%E3%81%8D%E2%
98%86%E3%81%99%E3%81%9F#.E8.81.96.E5.9C.B0.E5.B7.
A1.E7.A4.BC.E3.81.A8.E5.9C.B0.E5.85.83.E3.81.A7.E3.81.
AE.E7.94.BA.E3.81.8A.E3.81.93.E3.81.97.E3.82.A4.E3.83.99.E3.83.B3.E3.83.88
またアニメの影響により、もはや名物となっているある物があります…。それがこちら!
「痛絵馬」と呼ばれる絵馬です!以前より少し少なくなったなという印象はありましたが、絵馬の半数以上はこの痛絵馬で、やはり『らき☆すた』の二期を切望する声が多くありましたし、『らき☆すた』以外のキャラも多くいました(笑)
ちなみに、毎度もうちょっとちゃんと「アニメ舞台探訪」の文化に従ってアニメのカット通りに撮影しなきゃなぁと思いつつも、そこまでの余裕が無く、一応カットに入ってるものを何となく撮っておくという程度になってしまって、、、甘くてすみません。。
作中ではヒロインの4人のうち柊かがみ・つかさの双子の実家という設定になっており、をたらんは個人的にこの双子が大好きなので(かがみんから入って徐々につかさに魅かれて行きました…(笑))、今回はちょっとした小道具を持って、撮影としゃれこみました(笑)
さらに、今回は最低限の撮影目標として、「オープニングの4人の担当カットを撮影する!」というものを、個人的に掲げておりました(笑)
ということで、まずはその一、かがみんこと「柊かがみ」カットから
♪なやみン坊ー 高鉄棒ー おいしん簿ー♪
何たる低レベル…。「いーかげんにしなさいっ!」と、言われてしまいそうな。。。(笑)
そんなこんなで初詣も済ませ、とても小吉とは思えない良い要素皆無の小吉おみくじを結び(笑)神社を辞去した先、地域おこしの目印とも言うべきこの辺りを横目に見ながら
そのお隣の酒店さんで目当てのお土産を買い
またちょうど開催中のスタンプラリーのカードをもらい(期間:~1/31迄(笑))
ようやくRUNがスタートしました!(笑)ただの「をた」にしかなってない最初の30分でした…(笑)
そこから一路、幸手市を目指すわけですが、、、
一面に広がるシーズンオフ!!(笑)
地平線すら見えそうな休耕地は、ちょうど風が強かったので土埃を大いに巻き上げてもはや春すら感じさせるものでした。
をたらんも阿久津選手も田舎者なので、こういう風景の方が落ち着くんですけどね♪
どこまでも走って行けそうな青空と追い風。
やっぱり感じる「こんなところで今自分、何してるんだろう…?」感(笑)
道がある限り走り続ける。地図ではわからない、実際に走りながら発見する、今まで自分とは無関係だった地。
そこに話題を共有できる仲間がいれば、Runtripは飛躍的に楽しくなるのでした♪
さてさて、ちょこちょことマップを確認しながらたどり着いた幸手市は、有名な権現堂桜堤へ。
春には満開の桜と菜の花に包まれるこちらの850mの堤は、これからのシーズンを前に、まだまだエネルギー充填中でした。
しかしこちらには、シーズンにも一度来てみたいです!幸手といえばここ!
さらにここでは桜の季節に「幸手さくらマラソン」という大会も開催されており、満開の桜と菜の花の中を駆け抜けられます!これは出てみたい!!
さてさて、そしてここで、オープニングカットその二、「泉こなた」編です(笑)
♪なんかダるー なんかデるー あいしテるー あれ一個が違ってるんるー♪
ちょっと遠かった(笑)
この場所を探していると、突如現れたヤギたち!(笑)
権現堂桜堤の下にヤギ小屋があり、そこの4匹にこれでもかというほど癒されてきました♪♪♪
こういう出会いが素晴らしい、Runtripという文化☆
そしてその後、このシーンを探しに行ったのですが…、
お店らしきものが閉店となっておりました…。それっぽいところは残ってはいたのですが、確証が無かったので撮影せず。時の流れを感じます…。
あとはもうひたすら南下し春日部へ。幸手市内や少し立ち寄った市役所でも、『らき☆すた』感はまるで無く、未だに盛り上がっているのは久喜市鷲宮エリアだけだなぁと、このお話は後編へ…。
アニメのこと、走りのこと、競技のこと、身体のこと等など、まさに「をたらん!」なおしゃべりRUNしながら南下し続けることしばらく、春日部市に侵入。
ものすごい日差しでした。
春日部と言えば『クレヨンしんちゃん』が有名ですが、実は『らき☆すた』も、舞台となる高校があったりで、多くのカットの舞台となっているのです。
と、いうことでオープニングカットその三、「柊つかさ」編
♪飛んでったアイツの火照るカラダって 所謂ふつーのおにゃのコ♪
…すみません、人が多くて恥ずかしくてつかさの動き、出来ませんでした(笑)
代わりに阿久津君の背中です(笑)
そしてそして、残すところはあと1ヶ所、陵桜高校のモデルの高校且つ、オープンニングカットその四「高良みゆき」編です!
♪驚いたあたしだけ?豚骨ハリガネおかわり♪
だだだだだー!!!!
オープニングカット達成!(笑)
…最後の最後も「通報」を恐れ、外観のみです(笑)
ここから折り返して、春日部駅前でゴールとしました。
道中、阿久津選手の話から多くを学ぶことが出来、とても有意義なをたらん!になりました☆
さてさて、後編は写真少なめで少しマジメな、今回感じたこと等を書き綴ってみようかと思います。
私個人の主観ばかりの記事になりますが、どうぞご一読頂ければと思います。
※作中カット画像は比較を目的として引用しております。作中画像の著作権は美水かがみ先生/らっきー☆ぱらだいすにあります。
※今回の探訪にはは下記サイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
「そうだ、聖地に行こう。」
http://blog.livedoor.jp/seichijunrei/
【をたらん!Facebookページ】
理想郷 ~二次元という平面世界~
その身体の薄さから、最近或るお笑い芸人さんから
「AQUOSみたいだな」と言われ、
「やった!俺、限りなく次元に近い人間じゃん!」
と喜んだ廃人、をたらんです(笑)
さてさて、アニメを語る際、よく「二次元」という言葉が出てきます。ご存じの通り、X軸・Y軸の二軸で為される、簡単に言うと「奥行きの無い平面世界」ですね。「描かれるもの」であるキャラクターたちは、当然この平面世界にしか存在し得ないのです。(最近フルCGで、命を吹き込まれた瞬間から三次元の存在となっている「画」もありますが、それもここに含めることとします)
二次元世界では「萌え」という言葉がよく使われますが、この定義も起源も曖昧な語の厳密な話は今回はさておき(詳しくはこちら、wikipediaを参照)、単純化して、「視聴者各々がそれぞれのキャラ、もしくはキャラの”属性”等に対して感じる好意」とすると、アニメーションという二次元世界は完全に「人の手によって創造される」世界であり、そこにはその製作者個人もしくは集団の「理想」が詰まっていると考えることは出来まいでしょううか?
例を挙げましょう。性格属性要素でカテゴライズすると、例えば以下のように分類される。(参考文献:別冊オトナアニメ『アニメになったラノベ美少女』)
◆ドジっ娘・天然キャラ
◆元気っ娘
◆電波キャラ
◆無口キャラ
◆内気キャラ
挙げるとキリが無いですが、こういった要素が挙げられます。実際にはもっともっと細かい要素の複数の組み合わせに外見的属性要素、そして中の人の声等も含めてキャラクタライズされるわけではあるが、「属性」「組み合わせ」でキャラが「生成」されるという有限性が、或る意味完全であり理想であると言えませんか?
また、そうして作られた「理想の存在」は現実世界では絶対に存在し得ない「二次元の存在である」と理解しているから(一部夢と現実を混同している場合を除き…(笑))こそ、夢は夢であり美しいと捉えることが出来るものと、私は思っています。だからそれは常に片思いで、片思いは自分の中で完成された恋です。自分の胸の中に、言ってしまえば点で存在する、いわば零次元の、究極の理想なのかも…、なんて(笑)某アニメではそれをこじらせて身を滅ぼし蛇神となってしまった少女もいましたね…。
逆に同じ画面上の存在だとしても、実写映画やテレビドラマの登場人物は、この世に、この奥行きのある三次元の世界に生存している人間であることは、誰もが認識するところかと思います。俳優と言えど、生身の人間。古来より様々な宗教等に於いても、人間は不完全な生き物であることが前提とされて来ましたし、重度の双極性障害や躁でも無い限り、我々がこの世で日々生活している中、自分が不完全であることを認めない瞬間等皆無であろうと思います。
こういった人間の不完全性を嘆き、完全な存在への羨望から、かの有名なNERV総司令、碇ゲンドウ氏は人類補完計画に踏み切ったものでした(『新世紀ヱヴァンゲリオン』より)。思えばセカンドインパクトの時代設定が2000年。来年2015年にはシンジ君は「逃げちゃだめだ」と使徒に立ち向かうのですねぇ…(笑)
話が逸れましたが、その二次元と三次元の狭間の存在が、最近出現するように(というか、そう呼ばれるように)なりました。声優さんです。キャラクター(二次元)の「中の人」である=三次元と二次元の中間、「2.5次元」の存在というわけです(変換がめんどくさいので、小数点付きはアラビア数字で統一します)。
それに倣い、レイヤー(コスプレイヤー)さんやアイドル、メイド喫茶のメイドさん(この手のお店のバリエーションは最近豊富なので、代表としてメイドとさせて頂きます)等も2.5次元とされたりしますが、僕個人としては、この方々は2.6~2.9くらいの範囲で存在すると思ってます。レイヤーさんたちはアニメや漫画のキャラのコスをするので、二次元に近いですが、反対にAKB48さんのような大物のアイドルになればなるほど、限りなく三次元に近い2.9かなと。
まぁそんなことはどうでも良いのですが(笑)、一転、走るということにも「次元」という考え方を、僕は用います。物理学的な意味で。
速く走るということは物理学的に捉えると、「重心をより短い時間で遠くへ運ぶこと」だと言えます。それが例えばフルマラソンだとすると、「重心をより短い時間で、きっちり42.195kmに一番近い移動距離にして運べる」ことこそ、一番の速さへの近道だと言えます。そしてキッチリ42.195kmで運ぶには、スタートの重心位置から縦ブレも横ブレも一切しない、つまり直線運動をすることになります。直線、すなわち「一次元」。これが理想です。
しかしながら、完全な直線運動なんて、人間の出来る運動ではありません。出来ても、それは美しく走ることからはかけ離れます。哀しいかな、無垢過ぎる理想は美しくも、理想ばかりを追い求めた綺麗過ぎる生き方など、実社会に於いては絶対に実現不可能且つ、美しすぎて逆に汚いものとなってしまうというパラドクスを孕むものであるということは、きっと生きている上で誰もが味わったことのある経験ではないかと思います。
そして単純に想像してみると、重心がケーブル上を移動するような、上半身と下半身の連動の一切ない走りなんて、僕は美しいとは思えません(笑)影絵アニメーションのようなカクカクとした、人間的なものは一切感じさせないものです。そう、我々は「直線」だけで美しさを表すのは至難の業なのです。直線を見て感動出来る域まで、僕は達せておりません(笑)
ではそれを二次元にして、或る程度の縦ブレは許可して横ブレは排除したとしましょう。そう考えるとどうでしょう。蹴り出しで得たエネルギーを最大効率のベクトルで推進力に変えようとすると、位置エネルギーも発生しながら、その位置エネルギーは着地した瞬間、動作的に言えば接地の瞬間から、身体の各筋や関節で負荷をコントロールしながら次の推進力のためのエネルギーとして再利用され、再び最大効率のベクトルで重心を運搬する源となるのです。横方向のエネルギーロスは無く、全てはゴールへ向かう前進のために、絶妙な連動を以て連綿と続いて行くのです!何と美しい!
しかしそれはあくまでも物理学的に捉えた移動の理想であり、もちろん、人間の身体の動作として見たときには、しなやかな動作を生みだすのは骨盤の回旋等の良い意味でのcontrolableなブレを含めて、また、筋活動を支える貯蔵エネルギーを少しずつ削りながらも速く遠くへ進もうとする人間の不完全さを慈しむ意味も含め、三次元的美しさというものも、僕は否定しませんし、美しいものだと認めます。
実際、全くロスの無い、いわば仕事だけをして生きていくことなんて絶対に無理が生じるという意味でも、ロス=余暇、あそびまで含めた「リアル」が三次元的なもの、ということですね。堀下さゆりさんという方の「カゼノトオリミチ」という、昔NHKみんなのうたになっていた歌が大好きです。少しの寄り道、それは人生を豊かにするツールかもしれません。
ただそれが、「血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」(『ウルトラセブン』第26話「超兵器R1号」のモロボシ・ダンの台詞)となるまでになっては、それは惨めでただ苦しいだけのものとなるのでは?という意味で、我々トレーナーという存在があるもので、、、というのはまた別次元のハナシ(笑)
さて、なんでしたっけ?語り始めると常に脱線。どうも、をたらんです(笑)
だからつまり(上手く詰まってませんが…)、二次元は夢であり理想を求められるという意味で、アニメーションと走りは共通するものであると、僕は思っているのです!!非常に個人的で内向的で自分の理想をひたすら求める「走る」という個人競技を愛するのは、二次元と言う単純で明快な夢を常に胸に抱き、絶対にたどり着けないとも言いきれず、そこを目指しながらもやっぱり不完全である自分をどう補おうかという課題がよく見えるからだと思ってます。ギャップ萌えなのです(笑)もとい、ギャップ蕩れなのです(笑)
こんな事を言うランナーには出会ったことがありませんが…。
逆に絶対的に二次元と言う理想は出てこない、例えばサッカーのようなフィールドスポーツ、「個」だけではなく「集団」としての美学が関わり、動作的三次元の理想に「他との同調」という時間軸的理想も出現する(もちろん走る中でも全身の連動のタイミングという時間軸はありながらも、あくまでも個の世界ということで、三次元内で処理できる要素として)スポーツは、僕には複雑過ぎて気が遠くなるので、その夢を追えないという時点で興味が薄いのです…(笑)
次元が高次になる程複雑さを増すので、それを真に受けながら処理できる程僕は賢く無く、でもこうしてこんなよくわからない文章を書くことに時間を費やしている事でもお分かりのように、人生の基本軸からの、余暇という意味での幅、もしくは奥行きが与える豊かさも理解しています。
夢は二次元、実生活は三次元。
そういうものなのかなぁと捉えながら、日々走り、日々アニメを見ています(笑)
夢を追いながら生活する狭間の存在。…人間は夢を抱けば抱くほど声優さん的存在に近づくの?(笑)もうわけがわかりません(笑)
片思いで自己満足な、究極の零次元文章を書いてしまった…(笑)いいんでしょうか?ホントにこんなんで…?(笑)
このスペースから追放されないか心配にすらなる、をたらんです(笑)
※この記事は、以前某所にて掲載させて頂いていたものを2019年4月にオリジナル記事として転載したものなので、時折上記のような表現が出て参ります。
https://www.facebook.com/anime.runtripper
今週金曜、1月31日は、第三回として「らき☆すた」の舞台は埼玉県久喜市~幸手市~春日部市へ伺います。参加者、大絶賛募集中ですよ~!
お問い合わせは上記Facebookページより♪
はじめまして、にゃんぱすー
にゃんぱすー。
…えぇと、、すみません。
2013年秋アニメで大好きだった『のんのんびより』のれんちょんこと宮内れんげ(CV:小岩井ことり)の挨拶ではじめてみました(笑)
大変恐縮なのことに、memento-blogの豪華メンバーの中で唯一匿名?で書かせて頂くことになりました、アニメーション文化と走ることをこよなく愛する「をたらん」と申します。
※この記事は、以前某所にて掲載させて頂いていたものを2019年4月にオリジナル記事として転載したものなので、時折上記のような表現が出て参ります。
「ヲタ」が「RUN」するわけです。
見方によっては、180°逆ポジションが巡り会ってしまったような特異な文化に見えるかもしれません。
が、そう、地球は丸いのです!
「この星が平らなら二人出会えてなかった。お互いを遠ざけるように走っていた」(「ループ」坂本真綾/アニメ『ツバサクロニクル』エンディング)かもしれませんが、残念ながら、アニメとRUNは、私、をたらんの下で出会ってしまったのです(笑)
さて、前置きはこのくらいにして…、まずは「をたらん!」(便宜上、私のHNは「をたらん」、企画名は「をたらん!」とさせて頂きます)の目指すものというか、趣旨のご説明を軽くさせて頂きたいと思います。
大方はプロフィールに挙げた通りなのですが、案外真面目な考えの企画なのです。
まずは純粋に、アニメが大好きだから、その舞台を、作品を想いながら、作品の行間を感じながら走る楽しさをアニメ方向に向けてみるということ。
これは私の趣味100%です。100%趣味でやってます。アニメが好き。そして走ることも好き。全部好きだ。嫌いなところは、無い。(←阿良々木くんの名台詞)
そして次に、「Run trip」文化を波及させること。これは少し、ランニングコーチとしての仕事方向からの気持ちかもしれません。皇居ランナーが飽和している現在、また皇居だけでなく、周回コースを一喜一憂しながら走っているランナーが溢れるのを見て、もっともっと純粋に走る気持ちよさを感じて欲しいと思うと同時に、もっとその人口を地方へ流し、スポーツツーリズムの一環として地方の活性化や経済効果に少しでも寄与出来ないかという考えから、私は「Runtrip」という文化を大きく支持しております。
これは私が秋田という地方出身で秋田をこよなく愛しているからという視点もあるわけですが。
更にまた逆に、今までアニメによる地域おこし、通称”萌えおこし”に成功している地域があります。成功例、そしてその取り組みは現在進行形で様々な地域が取り組んでいる活動であります。
が、成功の先に、アニメという「コンテンツ」を用いたコンテンツツーリズムの限界を感じ始める地域も、少しずつ出てきていることもまた真実です。
そこへもう少しsustainableな要素として「スポーツツーリズム」の考えも取り入れることで、掛け算的効果は生み出せないものか、という思惑もあります。
そしてまた、走る人、運動が好きな人にも、アニメに対する偏見などを持たず、もっと気軽に「見てみようかな」という気持ちを持ってもらい、純粋にアニメが好きな人を増やしたい、そして今後も良質なアニメを見続けたいという私のワガママも、もちろん多分にあります!(笑)
そんな強い想いが詰まった「をたらん!」ですが、今はまだ、ただの趣味として休日に一人で出かけている状態です(笑)
是非共感して頂ける方の熱い応援をお待ちしております!
https://www.facebook.com/anime.runtripper
最後になりましたが、私をたらん自身の自己紹介を少しだけ…
<好きなアニメ>
『たまゆら』シリーズ(佐藤順一監督)、『物語』シリーズ、『めぞん一刻』、等の他星の数ほど
<愛してやまないキャラ>
ホロ(『狼と香辛料』シリーズ/原作:支倉凍砂、挿絵;文倉十 ←この作品はアニメから入りましたが原作ラノベがたまらなく好きなのです!)
<好きなアニソン>
水樹奈々さん全般をよくカラオケで歌いまくりますが、アニソンはほぼ限定なく好きで、そこからその方向の同人音楽もよく聴きます。が、ボカロ(ボーカロイド)は全くテリトリー外なので存じ上げません。
<好きな特撮>
『ウルトラセブン』←実は特撮も好きで、ウルトラセブンは地雷です(笑)
<好きなアニメーションスタッフ>
監督:佐藤順一さん、新房昭之さん、草川啓造さん
作画:飯塚晴子さん、川元利浩さん
色彩設計:佐野ひとみさん
音響監督:亀山俊樹さん
<好きなアニラジ>
『さよなら絶望放送』、『早見沙織のふりーすたいる』
<好きな三次元の映像作品>
『天才てれびくん』シリーズ、『タモリ倶楽部』、『空から日本を見てみよう』
<アニメ来歴>
幼少時から、NHK-BSアニメ劇場等で多くアニメに触れる。母親はアニメーターになりたかったらしいという話も聞いたことがあるような気がする。アニメ劇場と天てれ(天才てれびくん)のどちらを見ようか悩ましい日々。中学・高校の頃は天てれが勝っていた。
きっかけは2002年の『プラネテス』という作品。これまたNHK-BSのハイビジョン用に作られた美しすぎる映像に、『攻殻機動隊』から始まる「ジャパニメーション」と呼ばれるハイクオリティーアニメーションに感動し、大学時代、再びアニメをよく見る様になる。
さらにその後、大学在籍中に体調を崩し、何とか卒業後、秋田の実家へ帰り、自宅の警備を開始(笑)自宅の危機がとことん無いので暇でネットサーフィンの毎日に、『とある科学の超電磁砲』のキービジュアルに出会う。「これは面白そうだ!」と色々調べた結果、深夜アニメにどハマりする。
その後スポーツの世界に戻るも、だからと言ってアニメは自分を為す一部なので、切り離し不可!
実際、走ること自体も、中学からマネージャー・トレーナーばかりだった為競技力があるわけでもありませんが、個人的には走ることもカルチュアルな表現のひと手段だと思ってます。走ることやフィジカルトレーナーとしてのバックグラウンドはかなりスポーツ医科学的な、理系なものではありますが、完全に文系な人間がその感受性を以って理系のツールを使うという凶暴なスキルで仕事をしております(笑)
以上、今後が不安になるような自己満足な自己紹介ではありますが、今後も自己満足でしかないものを発信し続けて参りますので、どうぞ適度に目を背けつつ、でもこっそりと指の隙間から覗くくらいの感じで読んで頂けると幸いでございます(笑)
そして、自己満足に散りばめられるアニメネタを「これは!?」と思って頂ける方々が一人でもいらっしゃると、私はとっても嬉しいです!w
をたらん!vol.2 東京・お台場~世田谷区砧周辺 (アニメ「東京マグニチュード8.0」)
第一回から2ヶ月以上が空いてしまいましたが、やっと第二回を開催することが出来ました「をたらん!」
今回もやはり1年上前から頭の中にはあった企画で、
という2009年にフジテレビの「ノイタミナ」という深夜アニメーションの枠内で放送されたオリジナルアニメの舞台ということで、東京はお台場~世田谷区の砧を過ぎ喜多見周辺までの約26kmを走って参りました。
前回の企画は主に「アニメの舞台になった土地の魅力を、走りながら、描かれていない部分まで含め、再発見する。」ということが大きな目的でした。
勿論今回もそういう意味合いもありますが、今回はどちらかと言うとアニメの内容自体に沿い、「とにかくその距離を踏破する」ということが主目的になりました。
と、いうのもこのアニメ、
「防災、危機管理の視点も持ち合わせている内容で、巨大地震が発生し大きな被害を受けた東京を舞台に、一人の少女を中心とした被災者の目線で物語が進んでいく。」
(wikipediaより; http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%898.0)
という、アニメ冒頭のテロップにも流れる通り、実際の災害を想定して科学的に検証したものをベースに作られている作品であり、まさに私個人としては、「今見るべきアニメ」と、2009年からずっと言い続けているアニメなのです!
ちなみにこのアニメ、『彼女を守る51の方法』(古屋兎丸著)というコミック作品を参考図書として作られております。私は未読ですが、いつか一読してみたいと思います。
再びwikipediaより抜粋ですが、そのストーリーは、
「2012年7月21日、土曜日。夏休み初日、中学1年生の小野沢未来は、弟の悠貴のお守りとして、一緒に東京のお台場へロボット展を見に来ていた。最近何かとイライラしていた未来は、「こんな世界、こわれちゃえばいいのに。」とインターネットに書き込む。
その時、マグニチュード8.0の海溝型大地震が発生し、地面が揺れた。レインボーブリッジの崩壊、東京タワーが倒壊するなど、東京が大きな被害を受けている中、未来と悠貴はお台場で出会ったバイク便ライダー日下部真理の力を借りて、世田谷の自宅へ帰ろうとする。」
という内容になっております。ちなみにこの災害の設定は、
- 発生日時 - 2012年7月21日、15時46分頃
- 震源地 - 東京湾北部
- 地震の形態 - 海溝型
- 震源の深さ - 約25km
- 地震の規模 - M8.0
- 死亡者数 - 推定18万人(2012年7月23日時点)
- 行方不明者 - 15万人(同上)
- 重軽傷者 - 20万人以上(同上)
- 帰宅困難者 - 推定約650万人
ということになっております。更に詳しい災害の進行についてはwikipediaをご参照ください。
どうでしょう?考えられますか?今、この規模の地震が東京で発生し、これだけの死傷者が出ることを…?
僕にはとても考えられません。正直なところ。2011年に起きた東日本大震災は僕も地元・秋田で経験しましたが、それでも2年以上経った今、正直なところ、災害対策意識は少し薄れているのが実際のところでは無いでしょうか?
ちなみにこの「東京マグニチュード8.0」ですが、まさに東日本大震災直前、2011年2月~3月8日まで、アニマックスにて再放送されていたものの、大震災により放送自粛→その後の再放送はどの局でも無く、事実上の放送打ち切りとなってしまっております。
勿論被災者への配慮というものもあろうかと思いますが、私はこういった良作を、それこそ、震災を忘れない、防災意識を高く持ち続けるという意味で風化させてはいけないと思い、それで今回、主人公姉弟と真里さんが辿った(帰宅した)ルートを走ってみたいと、それこそ1年以上前からずっと考えていた事をやっと実現させることが出来ました。
今回はほぼ「ただ辿っただけ」ではありますが、その中でひとつ、ずっと観察し続けて来た事がありました。
「今ここで大地震が起きたら、自分は、ここに溢れる人々は、どう動く?どうなる?どうすべき?」ということを…。
皆さんも今一度、勿論、走りながらでなくとも、後に並べる写真風景を見ながら、又は何気なく歩いている都内で、少しでもそういうことを考えてみて下さい。そのきっかけになれば良いなと思います。
僕は考えましたが、想像しきれませんでした。想像を絶することでした。恐ろしくなりました…。
さて、、、まずはスタートです!
悠貴の希望(思いやり)で未来と二人で来た日本科学未来館から。
物凄く風の強い日で、お台場~レインボーブリッジは暴風で斜めに走っているような状態でした(笑)
アニメ舞台探訪の手法っぽく撮ってみました(笑)
そこから台場エリアへ。
をたらん!ということと、原作では科学未来館で「ロボット展」が開催されていたという事で、こちらも巨大ロボットは納めておきました(笑)RX-78氏です。
そして、地震。ここでしたね。
実際の撮影中はやはりどうしても、今ここで地震が起きるなど、考えられませんでした…。
フジテレビ本社前、ゆりかもめの線路も、こう、なってしまうのかもしれません…。
お台場エリアから、海を越えます。
原作ではレインボーブリッジも倒壊し、日の出まで船で移動したわけですが、今回はレインボーブリッジ内を走りました。
そのまま走って日の出桟橋へ。
しかし、重要な写真を撮り損ねました…。
原作カットのみ掲載ですが、日の出桟橋は災害時の輸送拠点になっているそうです。
どんどん進みます。
日の出から、広域避難拠点となる芝公園へ。
何も考えずにただ走る日としては本当に最高のコンディションでした。
芝公園は大規模の避難拠点ということで、様々な災害対策が施されているようです。
まずは雨水を利用した井戸水。飲用不可ですが、水は貴重です。
またこちらは初めて見ましたが、マンホールがトイレになるものだそうです。
芝公園は舞台になっている場所が多いので、省略させて頂きました。。
芝公園から、ストーリーは一路、未来の中学校へ。
その前に、赤羽橋交差点から見た東京タワーです。
原作では、東京タワーは倒壊しましたね。
衝撃そのものです…。
赤羽橋交差点から一度麻布十番を通り、未来の中学校へ。舞台は東洋英和女子中学校だそうです。
原作では未来の入学式、未来の母が、ここで、コケます(笑)
未来の友人の家族の死が待ちうけていた、この中学校。
リアルには思い浮かべられません…。どうでしょうか?きっと何も出来ずショックを受けるだけなのでしょう…。
一行は気を取り直して有栖川記念公園へ向かうわけですが、悠貴は発熱してしまいます。
辛そうに、しかし健気に歩き続ける小学生の悠貴の姿が印象的な、暗闇坂。
原作ではこの坂の上に「かえるハウス」が登場するわけですが、実際には、長傳寺というお寺があります。
災害救助ロボが紹介される話でしたね。
悠貴の体調はすぐれないまま、一行は有栖川記念公園へ。
が、ここで悠貴が病院へ搬送されます。
残念ながら、この病院の舞台は不明のようです。
そしてストーリー上大きなネタバレになってしまうので、展開は一旦無視してをたらん!を進めたいと思います。
有栖川記念公園。
初めて来ましたが、とても素敵な公園ですね!
また散歩に来たいと思います♪
ここからルートは広尾~中目黒~池尻大橋~真里さん宅のある三軒茶屋と進んで参りますが、この辺りは原作での描写も少なく、また走っている時間帯は人通りが多すぎたので、あまり写真を撮っておりません。
逆に一番、「今ここで大地震が起きたら…?」と怖くなったのが、このエリアでした。
突如崩される平和。
天災とモラルハザードに阿鼻叫喚の世界。きっとそんな想像をして走っているとは、周りには思われてはいなかったとは思いますが…(笑)
大橋周辺
三軒茶屋周辺
原作ではここ(真里さんのお母さんが入院していた病院)で一旦未来と真里さんが別れ、未来は成城行きの自衛隊車両へ乗る事が出来ましたが、もちろん私は走って向かいます(笑)
ここでだいたい、お台場から寄り道もしながら21kmくらいでした。
国道246号線を、三軒茶屋から世田谷通りへ進路変更し、環七を抜けると、馬事公苑周辺です。
更に環八を過ぎるともう砧・大蔵・喜多見と、小野沢家周辺エリアへ。
自宅到着前にトラックの着いた先、国立成育医療センター。
そして更に、多分、悠貴の小学校と思われる小学校へ。
マロニエは植わってませんでしたが、ちょうど素晴らしい富士山が見えました。
今回のをたらん!はここまでです。計約26km。寄り道をしながら私の脚でゆっくり走って3時間ちょっとの道のりでした。
途中トラックに乗ったりはありましたが、子供二人、よく歩きました。あの混乱の中で…。
ちなみに、ネタバレにならない程度にさらっと、、、
このアニメの大きなキーとなる、災害関連の傷病「クラッシュ症候群」というものについても、是非こちらをご参照頂き、知っておいて頂ければと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
そしてをたらん!とは直接関係ありませんが、ゴール地点で「もう少し行けばちょうど30kmで東京・神奈川県境!?」と思い、更に走ってこちらでゴール。
ここ「多摩水道橋」は「荒川アンダーザブリッジ」の予告の実写のロケ地だそうです(笑)
ということで走行マップ。
30.3km、3時間半程度のぶらり旅でした♪
<謝辞>
本投稿は、
ローリング廻し蹴り様
http://d.hatena.ne.jp/riyot/
並びに
舞台探訪アーカイブ様
http://legwork.g.hatena.ne.jp/
を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
また本投稿にて使用しているアニメカットは比較用のものであり、著作権は東京マグニチュード8.0製作委員会に帰属します。